和風 wedding

和風テイストでアレンジ

結婚式というとウェディングドレスや教会に代表されるように、洋風のイメージが強くあります。
日本人らしいモダンな和風テイストを加えることで、自分らしさを表現するテクニックもあります。

和装で結婚式を挙げるという発想までいかなくても、和風アレンジをするだけで、伝統的な品のよさを演出することができます。
テクニックの1つとして、取り入れてみてはいかがでしょう。

チャペルでも和風

チャペルで挙式を行うからといって、なんでも洋風に揃えなければいけないわけではありません。
例えば、通常のライスシャワーを使用する場面で、折り鶴や千代紙で作ったペーパーシャワーを代わりにしてみるというアイデアがあります。

特に決まりが厳しくないチャペルで、二人のオリジナリティを出すことに協力的なところであれば、ウェディングドレスではなく和装にするというのもいいでしょう。
結婚式は親戚や会社の人など幅広い年代のゲストがお見えになりますので、そういった方たちにも和装はとても好評です。
披露宴会場では、新郎新婦が入場するとき番傘を用意し、相合傘で仲むつまじく入って来るというのも魅力的です。

振る舞うお料理も洋風にかたよるより、和洋折衷でさまざまなメニューが振る舞われた方が、皆さんが自分の好きな食べ物を味わうことができて喜んでいただけます。
鏡開きは、新郎新婦が叩き割ると一般的には日本酒が樽の中に入っているものですが、二人の好きなものを入れておき、ゲストにお配りするというのもあります。
樽の中から出てくるプチギフトは、あまりお酒を飲み慣れない方にもうれしいサプライズになります。

小物にも和テイスト

結婚式場は、さまざまなアイテムで華やかに演出する場所です。
ささやかな小物に和テイストをプラスするだけで、飛躍的にセンスが光ります。

紙を多く使用するので、プロフィールパンフや席次表、招待状などを全て和紙にしてみるというトータルコーディネートの方法があります。
升や扇子を来賓の名入りで作り席札にすれば、最後は記念に持ち帰っていただくプチプレゼントになります。

引き出物は、中身が洋風なものであっても包みを紙袋ではなく風呂敷にすることで、より重厚感のある贈り物になるでしょう。
ウエルカムボードには和素材を使用し、ちりめんや千代紙、和紙などでいろどれば、ついつい写真におさめたくなる風景になります。

各テーブルに置く装花も、日本の伝統的な花をその季節に応じて選んでみてはいかがでしょう。
ドレスやヘアアクセサリーなど、アイデア次第でまだまだ和風を取り入れられるところがあります。
二人で相談して、新郎新婦のセンスを盛り込んだ結婚式にしてください。