結婚式の挨拶とは?
それぞれの立場に相応しい挨拶を
結婚式では色々な立場の人が挨拶を行う場面があります。
大勢のゲストを目の前にしている場合でも、親戚が揃っている程度の少人数であっても人の前に立ち挨拶をすることは決して簡単なものではありません。
日頃から人の前で挨拶をする機会が多い方はさほど緊張するものではないかもしれませんが、このような場面で挨拶をする機会がほとんどないという方は緊張するものです。
ここではそれぞれの立場で行われる結婚式の挨拶について解説します。
参考:http://www.jp-guide.net/businessmanner/b-manner/speech-wedding-shukuji.html
祝辞
結婚式では数人のゲストに挨拶をお願いすることが多いです。
祝辞を述べることになるのは媒酌人、来賓、友人代表になります。
媒酌人の挨拶では二人の簡単なプロフィールや馴れ初めなどを兼ねた簡単な挨拶を行ないます。
あらかじめ新郎新婦と打ち合わせをしながら当たり障りのない挨拶を行ないます。
来賓の挨拶を担当するのは新郎新婦の職場の社長など社会的に高い地位のある人にお願いすることが多いです。
新郎新婦との関係やエピソードを交えながら二人の幸せを願う内容を込めた簡単な挨拶を行ないます。
友人代表の挨拶は新郎新婦それぞれの友人に依頼する場合が多いです。
仲の良い友人関係だからこそ知っているエピソードなどを交えながら挨拶を行ないますが、余計な内容は含めないように注意が必要です。
祝辞では結婚式の忌み言葉とされる「去る」「帰る」「別れる」「切る」「重ね重ね」などは使わないようにしてください。
これらの言葉は他の言葉に言い換えるか使わないように心がけて、何度も原稿を確認してください。
あまり長くなると参加者も疲れてしまうので、大体5分くらの挨拶で済ませるようにしてください。
謝辞
結婚を祝ってもらった新郎新婦からの挨拶や両家を代表して新郎の父親や家族が挨拶を行う場合もあります。
新郎新婦からの挨拶としては、やはり新郎が行うことが多いです。
忙しい合間をぬって駆けつけてくれて結婚を祝福してくれたゲストに対して心から御礼の言葉を述べることが大切です。
あらかじめ原稿を用意して棒読みするのではなく、できるだけ頭の中に原稿を入れておいた方が感謝の気持ちが伝わりやすいです。
これから新郎新婦で力を合わせて頑張っていくという決意を込めた挨拶にしてください。
両家を代表して新郎の父親または家族がお礼の挨拶を行う場合もあります。
親という立場で子供の結婚式を迎えることができた喜びはひとしおだと思いますが、素直な感謝の気持ちを込めてゲストに対して挨拶をすると良いでしょう。
決して難しい内容の挨拶を求めているわけではなく、あくまでもゲストに対する感謝の気持ちと、未熟な若い夫婦の今後も暖かく見守って欲しいというお願いをする内容にしてください。