ウェディングドレスを着た新婦

花嫁の謝辞2パターンの文例

ゲストと両親2通りの謝辞を用意しよう

結婚式では新郎新婦の謝辞が行われますが、ゲストに対して行う謝辞と今まで育ててくれた両親に対する感謝の気持ちを伝える場合があります。
花嫁の謝辞に関しては、ゲストに対して新郎と一緒に行う場合もありますし、一人ずつ簡単に挨拶をする場合もあります。
両親に対しては手紙を書いてその内容を自分自身で読み上げたり、司会の方に読んでもらうことになります。
結婚式のクライマックスになる大事なセレモニーになりますので、花嫁としてしっかりと対応したいものです。

新郎新婦からゲストの方へ謝辞を述べる場合

ゲストに対して謝辞を行う際は、新郎と一緒に行うか、一人ずつ行うことになりますが、こうしなければいけないという決まりはないため二人で話し合って一番良い形で挨拶を行うようにしてください。
自分自身の言葉でゲストにお礼の言葉を伝えたいという場合には、新郎が挨拶をした内容と重複しないように心がけましょう。

花嫁の謝辞の文例のひとつをご紹介します。

本日はお忙しい中新郎と私の結婚式に起こし頂きありがとうございます。
たくさんの方に私達の結婚を見守って頂き、お心のこもった励ましのお言葉などを頂戴して光栄に思っています。
これからは仲の良い両親を見習い、新郎と力を合わせながら末永く愛情の溢れる家庭を築いていきます。
未熟な私達にどうぞ変わらないご指導をお願いします。

内容としてはゲストに対するお礼と、今の心境や今後の生活についての決意などを述べると良いでしょう。
妻として夫を支えていく決意表明を述べて、参加しているゲストに証人となってもらうという内容もおすすめです。
きちんと心を込めた挨拶として気持ちが伝わるようにするためにも、原稿を見ながら読み上げるのではなく事前に練習をしてきちんと気持ちを込めながら話すようにしてください。

両親へ謝辞を述べる場合

結婚式では今までお世話になった両親に対して花嫁から感謝の気持ちを込めた手紙を朗読するという内容が行われる場合もあります。
実はこの時がご本人だけでなくゲストの涙も誘う感動の場面になります。
普段はなかなか素直に感謝の気持ちを伝えられないものですが、きちんと手紙に素直な気持ちを書きましょう。
両親への手紙の文例をご紹介します。

お父さん、お母さん、私が今日のよき日を迎えられたのは二人のおかげだと思っています。
子供の頃は体が弱くて入退院を繰り返していた私ですが、今ではこんなに立派位に成長することができました。
色々心配をかけて本当に申し訳なかったと思っています。
今後は○○(新郎)さんと一緒に力を合わせて二人が築いたような幸せで明るくていつも笑っていられる家庭を作っていきたいので、夫婦円満の秘訣をこっそり教えてくださいね。
これまでにはまともに親孝行ができませんでしたが、お嫁にいっても親子であることには変わりないので親孝行をさせてください。

あくまでも一例ですので、両親に伝えたい気持ちは十人十色です。
自分らしく、感謝の気持ちを言葉にしてみてくださいね。
結婚式が終わっても、親子の関係は終わりません。

特に、母親とは家事や育児などについて相談をすることも多くなるでしょう。
お誕生日はもちろん、母の日ギフトを贈るなどして、改めて感謝の気持ちを伝えるのもいいかもしれませんね。

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